タグ:パート練習


03
November
2022

【2022】よびごえ日誌 vol.10

A類4年の滝澤です。
11月3日の稽古について振り返っていきます。
 
前回はCの音取りが中心でしたが、今回はSにも触れることができました。
Sは和声的な音楽のため、パート内でピッチを合わせるのに苦労しました。ソプラノ2は半音の動きが苦手ですね…部分練習を重ねるごとに合わせることが難しくなってしまい、最終的にはピッチが高いのか低いのか誰がどうずれているのかも分からない、という負の連鎖が起きてしまいました。ただ、ソプラノ2の楽譜だけを見ると「前の音より半音上がる」という指示のところが、半音上がった先の音がアルト1と長三度になっているので、音が半音上がるという意識よりもアルトを聴いて和音の中で調整しよう、という意見も出ました。自分のパートの音程にこだわるのも大事ですが、視野を広くもって、和音の中の自パートの立ち位置を考えながら歌うということも、今後の合わせ練習で意識していきたいと思います。
 
Sの動画をいくつか見てみているのですが、子どもが衣装を着て歌って踊っているものや、大人が踊っているもの(個人的には日本の民謡や音頭の踊り・またはフラダンスのように見える振り付けもありました)、合唱編曲などいろいろなパターンがありました。また、その動画たちの関係で、世界各国の子守歌にヒットして、様々な国の子守歌のフレーズを聴いてみていたら、際限がなく… どこの国にも基本的に子守歌は不可欠なんだなという浅い感想の段階ではありますが、面白かったのでぜひ皆さんも世界の子守歌を調べてみてください!
 
それから、子どもが歌っている動画をたくさん見ていたら、昨年度演奏した「マザー・グースの三つの歌」を思い出しました。今回のSは、直接子どもの声を意識した発声や発音はしないかもしれませんが、今年度も子どもの純粋さを思い浮かべつつ、それを何か表現できるような合唱にしていきたいです。
 
秋学期、皆さん忙殺されていることと思いますが、週に1度のよびごえ稽古、ぜひ楽しんでいきましょう~
 
次回の日誌は、4年堀切さんにお願いしています。よろしくお願いします♪ 滝澤…
18
February
2021

保護中: 【2020】よびごえ日誌

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18
February
2021

【2020】よびごえ日誌 番外編

みなさん、こんにちは。小田です。
まもなく、初めてだらけの2020年度が終わりを迎えます。
 
この1年、例年とは異なる角度からも合唱について考える機会を得ることができた点では、良かったこともあったと言えるかもしれませんが、一方でみなさんにはたくさんの我慢をしていただいたこと、それでもよびごえのために様々なご協力をいただいたことに心から感謝をしています。
 
この1年の締めくくりとして、それぞれ目標をもって、現メンバーでの残された時間を悔いなく過ごしてほしいと思います。
 
遅くなりましたが、これまでお寄せいただいていた「よびごえ日誌」を一気に公開しました。
また、みなさんで一緒に決めたパスワードを付した記事もあります。
 
よびごえ日誌は、通常、年度ごとに通し番号を付していますが、
もしかすると、担当になったけれどもまだ提出できていない方もいるかと思いましたので、
最後の最後に通し番号を付そうと思います。
 
今年度は、本当に様々な負担がみなさんにあったと思いますので、
「担当だったのによびごえ日誌が書けてない!」という方も、焦らず、完成したら小田までお送りください。
お送りいただけたら、随時公開していきます。
(担当が割り当てられていない箇所は、なるべく小田が記録用に書き起こすようにします。すみません。)
 
それでは今年度もあと少し、とにかく悔いのないようにお過ごしください。 小田…
14
January
2021

保護中: 【2020】よびごえ日誌

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15
October
2019

【2019】よびごえ日誌 vol.021

こんにちは。3年作曲専攻の森本侑花です。
今日は、台風の影響でいつもと違う場所で行いました。しかし稽古のあと新歓行事があるのもあってか参加人数が多く、パート練習や「知るや君」の合唱をより充実した形で行えました。
 
私事ですが自分は9月の終わりによびごえに入ってからまだ間も無く、勿論はじめての日誌で、きっと拙い文章になると思いますがよろしくお願いします。
 
パート練習は、「知るや君」をパートに分かれて①自分たちだけで練習②小田さんとの練習 をローテーションする形で行いました。
実は前回の稽古のミーティングで、「パート練習が楽しく意味のあるものにするにはどうすればよいか」という話題がでましたが、今回のパート練習では、その解決案のひとつとして「目的・目標を持ちながら行う」ということができました。
私のパートであるアルトⅡは、「何回も出てくる「知るや君」という歌詞の”や”の発音のニュアンス(i-aの鋭さや柔らかさ)を各箇所どうするかパートの考えをまとめる」ということを行いました。パート練習が少人数なのもあり全員でよく意見を交わすことができました。音取りのパート練習とはまた違う、その次の段階のパート練習を行うことができ、とても楽しく意味のあるものになったのではないかと思います。
 
合唱練習は、「知るや君」を行い、今日から楽譜に書いてあることよりも1歩先のことについて取り組み始めました。「知るや君」は、楽譜に強弱や速さ、発想などの指示や、曲の性質上(フーガ形式であること、カデンツが多いこと、後半曲調がかわること、など)気をつけるべきポイントが多く設けられており、今まではその点について詳しく取り組んでいました。しかし今日から、それをふまえて「自分たちはどう歌いたいか」について考え始めました。
今日は主に前半のヴォカリーゼの部分について考えました。しかし小田さんから「どう歌いたいか」を問われた時、私たちは、殆ど意見を発することが出来ませんでした。そこで、小田さんがご自身の言葉で2択に絞るなとして誘導してくださいました。何回かそれを繰り返した結果、イメージが大体まとまりました(明るめ、静かめ、内なるエネルギーがある、など)。そのあと歌うと、まだ不完全なものの、以前より歌に命が吹き込まれたような印象になりました。
 

 
合唱をする際には、全員が全く同じ情景を思うとまではいかなくとも、全員が「同じベクトル」で歌うとよりまとまりが生まれるはずだ、という考え方のもと取り組みましたが、やはり「イメージを言葉にすること」の難しさに直面した取り組みでもありました。今日のミーティングでは、そのことについて多く触れられました。
私たちは教育学部の学生であり、今後もし先生になった際はそのように言葉を使って音楽のイメージをまとめるという場面が何回もあるはずです。不安になった反面、このよびごえの活動はこのことについて研鑽する良い機会だと思いました。
 
今日のミーティングで私は、今日新歓があるのもあり、よびごえに入った理由や音楽への思いを話しました。そのせいで新歓の時間が遅れたほど長めに熱く語ってしまったのですが、言葉をまとめるのが苦手な私が日誌で取り上げるとそれこそ大大大長文になってしまうので、今後よびごえ日誌を担当できた時に小出しにできたらなあと思います。(笑)
 
次は2年生の中島菜々子さんにお願いしようかなと思います! 森本…
10
October
2019

【2019】よびごえ日誌 vol.020

こんにちは。佐藤花音です。
ちょうど20回目のよびごえ日誌です。それぞれの様々な思いがつまった20回ですね。振り返って読んでいて楽しいです
 

 
今日は最初の15分発声をして、パート練習を40分ぐらい、残りの時間で全体の練習をしました。
今日の発声は、諸事情により、いつもと違う部屋で行いました。いつもより狭い部屋だったため、音が自然と空間に満ちており、聞こえ方が全く違いました。場所が違うだけで、こうも聞こえ方が違うのか、と思いました。練習している部屋の響きと本番歌う場所の響きはほとんどの場合異なるということですよね。念頭においておきたいと改めて思いました。
最初の発声の時間、2回に1回ぐらい前で進めさせていただいていますが、本当に学びがたくさんあります。考えて、試して、再考して、うまくいかなくて困っていることは相談にのっていただいてという場が本当にありがたいと感じます。自分自身の思考量と思考スピードの足りなさを切実になんとかしたいです…
 
続いてのパート練習は、『お母さん』のソプラノ・メゾとアルトに分かれて行いました。ソプラノ・メゾは、最初に音程等の確認をして、次に1人が詩を音読して、その音読したとおりにみんなで歌にしてみる、というのをしました。3人音読して、3パターン歌いました。結果的に3パターンそれぞれ全く違ったものになりました。同じ曲を歌っていてもこんなに違うものになるというのは不思議です。歌ったあとに、何をどう変えたのか、を発表しました。最後に「詩」だけをみるとそれぞれ全く違ったものになるけれど、曲を歌うときには、音楽からの側面にも注目したいということを確認しました。
 
全体での練習では、まず『知るや君』をしました。最初に通したのですが、あちらこちらがあぁぁあという感じで、うまくいってないように感じました。その後、音程が決まったことを体で感じること、強弱と音程の関係、音ひとつひとつではなく流れの中でとらえること、pで歌ってみる等のアドバイスをいただいて最初の3小節のみ練習しました。
次に『お母さん』です。ピアノと合わせるのは本日が2回目でした。音程の確認と、時間はずらさず書いてあることに忠実に演奏するなど、中田喜直が書いた作品であるという視点からの確認をしました。ピアノが入るとガラッと情報が増える感じがします。去年1年間が無伴奏の曲だけだったので、すごく新鮮です。
小金井祭までの練習回数も意外と少なくなってきたので、自分でできることは進めていけたらいいなと思います。暗譜頑張ります。
 
最後のミーティングは今日練習した2曲について、春こんについて、パート練習について、音楽の捉え方、などいろいろ挙がっていました。
パート練習については、中学の合唱コンクールのパート練習がパターン化していて楽しくなかった、中身があって演奏の上達につながるパート練習がしたい、楽しくパート練習がしたいけれどどうしたらいいか、など様々ありました。(そういえば、今年になってからよびごえでパート練習をしたのはおそらくこの日が初めてでした。変化があるとそこに意識が向くものなんだなぁ、と思いました。)少人数であることをいかしてパート練習ができたらいいなぁと思いつつ、でもそれってどうしたらいいのですかね。人数が減ると不安や緊張も生じますし。人数が少ないという普段とは違う関係性の中でバランスよく進めるにはどうしたらよいのだろう、と思います。
今校内の合唱コンクールの練習期間中の妹に「パート練習って難しくない?」と聞いたら、「基本的なことができているから、難しいと感じるんだよ。○○ちゃんたち(妹の名)は、基本的なことをやるから、難しいとは思わないよ。」と。「でも、同じこと繰り返していると、楽しくなくなってこない?」と聞くと、「繰り返してだんだん出来るようになっていくから楽しいんだよ」と。純粋。なんだかとても大切なことを妹に教えてもらった気がします。
 
次回、夏休み最後のよびごえ日誌は、森本侑花さんにお願いしようと思います! 佐藤…