よびごえ日誌


2022.12.15 【2022】よびごえ日誌 vol.11
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こんにちは、お久しぶりです。2年A類の一柳です。
今回の練習では、ソレラン(Soleram)の歌詞について深め、話し合う活動を行いました。
ソレランはインドネシア語の曲ですが、団員にはインドネシア語が分かる方がいらっしゃらないので、今シーズン全員まずは訳を書くところからのスタートとなりました。
感じたのは、言葉が分からないと、訳してみたところでそのニュアンスなどが分からなく、直接的な意味しか分からないことです。しかしさすが、そんな中でも想像力豊かな団員達からは様々な面白い歌詞解釈が出てきました。
最近は音とりとダンスに追われるに追われる日々だったので、久々の、よびごえらしさが存分に詰め込まれた活動だったような気もします。
“よびごえらしい”活動…そういえば、よびごえの理念とは、ただ合唱すること、合唱が上手くなることではなく、合唱と教育について考えることです。
ここから、非常に私的な事柄になってしまうのですが、私自身、最近合唱を教える、ということが全く分からなくなってしまって、あらためてそれについて考え直す日々でした。
合唱指導は、合唱を上手くするという明確な目的があります。しかし合唱を教えるというのは、合唱指導が全てなのか。もし合唱指導がすべてでないとしたら、合唱を教えるとはどのようなことなのか。もし合唱を通して教育に取り組むという視点で考えたら、何を目指すのか。合唱に取り組むことで、生徒達に何を得てもらいたいと考えるのか。
正解はないですが、とても大事な問だと思います。最近自分なりの答えが若干つかめたような気もしますが、それは今の自分にとってのもので、正解はないですし、今後も考え続けていきたいです。
 
あと春こんまで2か月、長いようであっという間なのだと思います。
このメンバーで過ごせる時間を大切にしていきたいです。
 
追伸:この日ではなくて次の日の稽古なのですが、三年生が披露してくださった歌があまりに素敵でした…!心温まる演奏をありがとうございました🌼

一柳