よびごえ日誌


2022.06.02 【2022】よびごえ日誌 vol.6
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発声→サルヴェレジーナ→白日
 
💫サルヴェレジーナ
発音の確認
音楽と宗教について
・科学的ではないこと、説明できないことに理由をつける。
 →安心、平和を見出そうとする。より平和に。
・「いただきます」、「ごちそうさまでした」など、日本は宗教を文化的なものとして扱っている。
・キリスト教について
 キリストはパワーマン、超人的。自分達とは違うすごいひと。
 この世界を変えたのは、キリスト自身か、キリストを生んだマグダラのマリアか。
宗教に関わる音楽に触れるときには、文化的背景をより理解することで曲への理解がより深まる。
 
💫白日
前回までは…「再現的に歌うか、二次創作的に歌うか」
・パートごとに工夫して歌う。
 →前回よりも変化があった!
・一番盛り上がるところは?
 →「L」だ!音量を大きくする?子音を立てる?
・休符の扱い方
・工夫した部分が言葉なしに伝わるように。
 →授業では工夫したところを言語化して共有できるが、演奏会ではそれはできない。
 
個人的な感想
今回の活動で印象的だったことが2つあります。
まず1つ目は、「工夫した場所が言葉なしに伝わるように」というお話です。実際の本番ではここをこうして頑張った!ということは聞いて頂く方々に言葉でお伝えすることができないので、演奏でお伝えするしかありません。その中で私たちが伝えたい表現や音楽はどれくらい伝わるのだろうか…と思いました。また、音楽の目的についても考えました。私はあまり人前で演奏することが好きではなく、自分のために音楽をしている、という感覚で日々演奏しています。しかし、演奏会や試験となると自分のために演奏しているだけでは足りず、何か相手に伝える、という目的が生まれるような気がします。聞き手に伝わる演奏は気持ちの面でも技術的な面でも難しいな、と考えさせられました。
2つ目は曲と曲との切り替えについてです。これについては振り返りの際に多くの方が話されていましたが、私は曲と曲との切り替えに全く抵抗を感じませんでした。なので、切り替えが大変、とお話しされているのを聞いてかなり驚きました。それだけ一つ一つの曲に集中力を持って、こだわりを持って、演奏しているということなのかなと思い、素敵だと感じました。また、ひとつ前の話と通ずることではありますが、歌い手が抵抗を感じるなら、聞き手も同じなのではないかと考えました。曲間の雰囲気や表情、2曲目の曲の始まりなどを工夫して、歌い手も聞き手もみんなが2曲目に入り込むことができるようにしたいなと感じました。

土橋咲良