よびごえ日誌


2022.11.02 【2022】よびごえ日誌 スタコン練習編02
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こんにちは、A類3年原田綾乃です。今日はスタコン本番に向けた練習でした。
白日、Salve Reginaを練習しましたが、前回に引き続き発声についての内容が多かったように思います。
 
〇白日
ピアノ1/4開 アルトが低くなる場所など他パート音量注意
冒頭ときにはの「き」i母音すぐ鳴らす(息のスピード速く)
同じ音が続いたときの音程高めに
i→aなど、閉口母音から開口母音に移るとき浅くならないよう注意
発声の基本は合唱で、リズムや子音でポップス感を出す
 
〇Salve Regina
子音(語尾、語中)はっきり
5小節目アルトC高めに(C durの根音のようなイメージ) 2度ぶつける
アルト低音はペットボイス(胸に響かせる)を使って
ブレス早めに 3-5秒くらい前に!
 
母音については、チェックポイントを決めて、どこで浅くなりがちなのか、どこで息のスピードが必要なのかといったことを知ったうえで歌うのが大事だと思いました。個人的に、録音などを注意深く聴かないと自分の母音の深さには敏感になれないように感じているので、気を付けたいです。
ペットボイスについては、準備して単体で出すことはできても頭声との使い分けをするのが以前から個人的に課題だと思っていたので、うまくできるようになりたいと思いました。
 
また、今日の稽古では、小田さんが具体的な体の使い方を言葉で説明してくださっているのが印象的でした。
私自身は発声やブレスなどの体の使い方を習得するのにとても時間がかかるタイプなので、最終的には何回も回数をこなすことも必要ですが、頭で理解しているだけでも定着までのスピードや練習の効率は違うと思うので、言語化することも忘れずにいたいです。
指導者側の立場としても、夏休みの実習を経て、範唱で示すのはもちろん、言語化して伝わる指示や発問をすることの重要性を感じたため、体の使い方やイメージの共有の仕方など、伝わる表現を探していきたいです。
 
 
春学期から長く歌っている曲ですが、歌うたびに新しい学びが得られて、着眼点次第でいくらでも練習を広げられるのだなあ、と思います。
合唱祭で披露できなかったものの、ポップスと合唱それぞれのよさについて、宗教曲の解釈について、混声3部合唱についてなど、様々な視点からよびごえらしい演奏をできるようにたくさん考えを深めてきた曲なので、スタコン本番でもよびごえらしい表現をしたいと思います。ありがたいことに秋冬でたくさんの本番があって、抱えている曲もどんどん増えてしまっていますが、よびごえの稽古に来ると、「考えて歌う」ということの面白さについて改めて感じられます。どんな曲も自分なりに解釈して、表現を考えることを止めないでいたいと思います。頑張ります!
 
次回の日誌もお楽しみに!

原田